メタルギアと言えば、最低限の装備で敵地へ潜入、発見されないようにとあらゆる手を尽くし静かに任務を遂行するゲーム。
そのイメージを真正面からぶった斬ったシリーズ最新作が「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」小島プロダクション製ではなく、「ベヨネッタ」で知られるプラチナゲームズ開発。
本作は初登場MGS2で物議をかもし、MGS4ではサイボーグとなりスネークを助けた「雷電」が主役のアクションゲーム。
MGS4より先の時系列の物語で、まだ特別な存在だったサイボーグが兵士には一般的なものとなり、雷電は更に機械化が進んだ体となっている。
PMCに就職した雷電は大統領護衛の任務を引き受けるが、無法者の意を持つPMC「デスペラード」の襲撃を受け、腕を斬り落とされ、護衛対象も殺されてしまうという完全な敗北を喫することになる。
だがここからが本編だ、義体も刀も超一級品に変更された新生雷電の強さは、プレイヤーが操作した直ぐに理解できるだろう。
独特のアクションとして目玉の「自由斬撃」は右スティックを動かした通りに刀を振り対象を切断することが可能。
そこからつながる必殺の「斬奪」は斬った敵サイボーグの生体ユニットを奪い取り、握りつぶすことで体力と電力を完全に回復する強烈なアクションだ。
弾丸を弾き障害物を飛び越える「ニンジャラン」→「自由斬撃」→「斬奪」で一刀両断しつつ自分は全快できるなど非常に強力で爽快。
気配を殺し忍び寄り一撃で相手を葬る「ニンジャキル」で巨大無人兵器を真っ二つにした瞬間はテンションが最高潮に上がる。
プラチナゲームズらしくエフェクトがド派手で今までのMETAL GEARのファンは引いてしまいそうだが、あくまでこれは「新たなメタルギアの可能性の一つ」だ。
食わず嫌いせず、メタルギアの未来を体験してほしい。
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