撮った写真をスケッチ風やコミック風に加工するアプリはいろいろありますが、このアプリのアニメ化ぶりは他の追随を許さない優秀さがあります。「今」目の前にある風景や人物がリアルタイムで絵画になってしまう様は、自分が絵本の世界に迷い込んだような錯覚さえ覚えます。
効果の種類は10種類。アニメ調・コミック調・鉛筆画風・点描画風など、いろいろな筆やペンでラインアートの種類が表されています。撮影時にプレビューが表示され、被写体がどんなふうに表現されるのか確認しながら効果を選択することができます。効果はどれにしようか迷ってしまうところですがまずはデフォルトのカートゥーン(アニメ調)を試してみるのがおすすめです。だいたいの効果の出方が実感できます。くねくねな線で表されているボタンをタップすると線の強さの変更もでき、それぞれどんな雰囲気になるかをプレビューで確かめることができます。おなじ効果でもラインアートスタイルが変わると雰囲気がガラリと変わってしまうので面白いですよ。
慣れるためにはまずは風景写真からトライしましょう。身の回りの小物などもいいかもしれません。またいつも食べているお料理などもカートゥーン調になると見たこともないアートになるかもしれません。隣にいる彼や彼女を撮りたくなる気も山々なのは分かりますが、人物写真は撮り方にコツがいるんです。風景はまず失敗なくいい感じでコミック調になるので、これで自信をつけてから人物へトライしてみてください。
人物写真は一歩間違うと劇画タッチになる、ということを頭の隅に置いておきましょう。間違っても自信満々にかわいいイラスト調にできるよ、と言ってからいきなり撮影しないようにしてくださいね。ゴルゴ13みたいなタッチになったときに逃げ場がありません。それでもやはり人物は取りたいものですので、一応留意すべきポイントとしては人物の顔にしっかりと光が当たるようにして撮りましょう。とにかく明るくなるようにすると劇画タッチにならずにすむ可能性が高いです。
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ToonCamera 3.6.1(¥85)
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント
販売元: Code Organa - Code Organa LLC
容量: 19.2 MB 評価: (125件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応